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ようやく、MAVICも軽量化のやり過ぎの非を認めたようで、12モデルからリアハブシャフト周りの
モディファイが行われてます。

懸念事項に若干の改良が加わった感じで、改悪はされていないようなので一安心。

まず、メインシャフト。
以前当方が指摘したアウターバテッドをようやく止めてくれました。
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たかが1mmと思われるかもしれませんが、ベータチタニウムにおけるリアシャフト開発の知見から言うと、
アウターの1mm増しの効果は実感できるくらい大きいはず。

形状も結構変わっていて、フリーボディーの付け根の一番折れやすい部分がダンゴ形状になりました。
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まあ、ハブボディー側のベアリング内径を上げて団子の外径に接触させるような変更を加えない限り、
このダンゴの付け根部分が要注意ポイントになるとは思うのですが、以前の形状よりはましでしょう。

そして、フリーボディー。
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ダンゴの部分に以前あった接触ベアリングは無くなり、代わりにフリーボディー内部のより奥に、
少し小さくなった非接触ベアリングが配されています。

旧型でこの接触ベアリングは、ある程度メンテしていれば殆ど水の影響を受けることは無かったので、
さらに内側に引っ込んだベアリングは非接触でも問題ないと思われます。

MAVICは今回のアップグレードで回転抵抗も低減されるとうたっているようですが、恐らくこの非接触ベアリングを指しています。
シャフト剛性を上げるための再設計の結果、オマケでついてきたというレベルですね。
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さらに、防水性能を上げるシールとのコトですが、高さが変わったくらいで、本当にそこまで変わるの
かな?といった印象。
これは、実際にしばらく使ってみての判断ですね。

重量ですが、当然シャフト重量は重くなっているものの、フリーボディーのベアリング小型化や、
アルミパーツの更なる軽量化により、ほぼ同じ重量に揃えてきています。
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以上のことから、アップデートのミッションは『重量を増やさずシャフト剛性を上げ防水性を高める』
であったと推測。

出来る範囲でのアップデートとしては、評価できる内容だと思います。

アップデートの内容から見て、当方の懸念の通り旧型は結構シャフトが曲がったり折れたりしているの
ではないかと思われるので、MAVICには少なくとも国内正規代理店品については無償アップデート
で対応してもらいたかったですね。

いよいよ、今週末から富士見パノラマもオープン。
アップデートの成果が、ちょっと楽しみです。
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突然ですが、ベータチタニウム関連の記事を引越しさせていただくことにしました。

今後、ベータチタニウム関連の情報はこちらを御確認ください。

http://doublecore.blog.fc2.com/

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ソニーが発表した過去最悪の最終赤字5200億円という業績下方修正は、あらためてエレキ事業の苦境を浮き彫りにした。

特に八期連続で赤字続きのテレビ事業は、今期だけで1750億円の部門赤字と散々だという。

丁度二年半前、当方は会社のコラムの中で日本のテレビ事業に警鐘を鳴らした。
http://pmi-c.weblogs.jp/social_eye/2009/10/post-ad7f.html
当時、日の丸メーカー各社は、顧客がたいして求めてもいない、技術ありきの3Dテレビに邁進し、価格優位を確立しようとしたが、この目論みは当方の予想通り完全に失敗に終わった。

今思えば、あのタイミングが少なくとも今後10年 日の丸テレビが浮上する機会を失ってしまった転機であったように思うし、日本のエレキメーカーの弱点を象徴している出来事であったとも思える。

3Dなどという技術者の自己満足にすぎない、技術ドリブンの商品開発モデルはエレキの世界では崩壊しつつある。

"何ができる"かより、"どう使う"か。
日本人は、このようなイノベーター思考(我々の研究ではアーリーアダプター思考だか、今回の論点ではないので一般論で書く)が極めて弱い。
ポケべルでコミュニケーションを確立するような発想ができた民族なのだから、ポテンシャルはあるはずだが。

appleにしてもFacebookにしても、日本の持っていた要素技術で不可能な技術など無かったはずだ。

ところが、どうもソニーの平井改革の雲行きは怪しい。
好調なデジタルカメラなど、垂直統合モデルをベストプラクティスとし、自前路線で独自性のあるプレミア製品による原点回帰を目指すという。

スティーブジョブスは死の直前、オバマ大統領との会談の中で、エレキ生産による雇用は米国には戻らないと明言した。

時代とともにビジネスの在り方は変化する。にもかかわらず、原点回帰とは。

過去の栄光という荷物を背負ったままでは、変化しようとする自浄機能が働かない。
これが、戦後の経済成長を近年まで続けてきた今の日本企業に共通する最大の問題だ。

現代に恐竜が復活したとて、生きていくこともままならないだろう。
変化の特に激しいエレキの世界で原点回帰とは、つまりそういうこと。

常に古いものを捨て、新しいやり方に順応すべき。ビジネスも生物の進化そのもの。

今、中国、インド、ASEANが世界の主役に躍り出て、時代が大きく変わる節目を迎えている。
当然、ビジネスの在り方も大きく様変わりするタイミング。

まだ、過去のやり方でもそこそこ稼げ、茹でガエル状態になっているので更に質が悪いのだが、日本の大企業も、過去の栄光に縛られず、人々のニーズに真摯に向き合い、新しい挑戦にリスクをテイクして望んで欲しい。

たぶん、それは原点回帰や過去のビジネスの在り方の延長では見えないものなのだと思う。
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いよいよ明日、地元に風魔グループの新店がオープンします!!

ベータチタニウムの製品も置いて頂けることになりました。

取り急ぎ、DH系ステム周りのボルトとスペーサーを展示しています。
また来週には、7900系デュラエースのブレーキボルトセットも追加予定。

店長の田中さんは下り系MTB大好きですが、お店はロードからクロスバイク
まで幅広いラインアップとなっています。

在庫が無い商品でも、風魔のグループ力を活かして国内代理店取り扱いの
商品は、ほぼ全て入手ができると思います。

オープン記念で、かなりお買い得な商品もありましたので、是非 足を運んで
みてください。

東名川崎インターを降りて右折したら真っ直ぐ5分くらいでお店に着きますので、
クルマでのアクセスもよろしいかと思います。

神奈川県川崎市宮前区宮前平1-7-8 宮前平レジデンス1F
※店舗裏に専用駐車場が3台あり

http://grovemiyamaedaira.blog.fc2.com/
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最近、ベータチタニウムのチタン合金だけではなく
アルミ合金にも手を伸ばして、色々と企んでます。

手始めに、これを
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こうしてみたり
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今日は、もうちょっと大物の作戦会議をしました。

チタン合金が全て万能だと思っている訳ではないので
適材適所が重要。
これはメーカーであるベータチタニウムとも共通認識。

なので、当然アルミ合金とチタン合金の適所での融合を
色々と模索していきたい。

一ヶ月後くらいには、何かお見せできるかな。

それにしても、アルミ合金も7075クラスになると母材も
結構良いお値段になるんですね。
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by kinase | 2012-04-03 00:34 | Tapir
モチロンPRIVEE。
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最近は、MTBのステムでもハンドルクランプのボルトをM5径にするメーカーを
よく見かけるようになりました。
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WCシーンでは、ハンドル位置が上昇傾向にあるにもかかわらず、市販ステムの
殆どはライズが低いまま。

ポジションでお悩みのかたは、ベータチタニウムのステムスペーサーを御検討下さい。
3mmと5mmの準備がありますが、要望に応じて何mmでも造ります。

プレートではないので見た目に不安があるかも知れませんが、アッパークラウンの
接地面を見てみてください。
ステムとの接地がごく一部であることがわかります。
そこにピンポイントでアルミより硬いチタン合金が挟まりますから、テストでも剛性
に問題が無いことは確認済みです。
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