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ハゲタカ

昨日から、NHKドラマ「ハゲタカ」の再放送が始まりましたね。
原作者の真山仁先生は、俯瞰的に社会動向を見つめ、特に経済視点でのノンフェクションの描写は、秀逸だと感じます。
今も、東洋経済に連載中の「ベイジン」を、一週間の一つの楽しみに数えています。
http://www.nhk.or.jp/hagetaka/

誤解を恐れずに書くと、「ハゲタカ」の主人公 鷲津の決意・志に、非常に共感を覚えます。
視座高く見据え、この腐りきった旧体制を打開するには、内部からの変革は望めない。
資本の理論による外圧によって、既得権益にしがみつく旧体制を打破し、あるべき社会を実現する。それでも、最後には人間なんだ、と。
コンサルタントという仕事を通し、世の真実を知れば知るほど、これがまさに現日本の縮図であることを実感します。
経済しかり、行政しかり、政治しかり。

失われた10年を経て、これからは、バブル世代とゆとり教育の狭間の世代がこの社会を牽引していくことになります。
自分も、自分なりの方法で、社会に対する影響力を発揮して行きたいと思います。
by kinase | 2007-08-21 00:25 | 考える
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