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環境問題のウソ

梅雨に入ってエコ関連のテレビ番組が過剰に放送されているのが気になる。

雨が多く、いやでも日々の天気に興味が引き付けられる梅雨の時期は、確かに国民の環境に対する関心は高まるだろう。
それを逆手にとって、視聴率を上げることを狙う輩が、テレビの裏側にいることを、はたして否定できるだろうか。

・大手製紙会社による、再生紙偽装事件。
・海外の不正投機業者に売り飛ばされ、多くが再生されていない分別再生ゴミ。
・間伐材で割り箸を作っているにもかかわらず、マイ箸を持ってエコと自称する無知なエコブーマー。
・電力会社によるオール電化の間違った広報活動。
(一次エネルギー効率の悪さから、Co2排出効率が6割も劣る)
・トウモロコシを育てて、加工するエネルギーを計算すると、それほどクリーンなエネルギーとはならないバイオエタノール。

ちょっと頭を使って考えれば、怪しいぞ?? と気付くような嘘が、世の中では平然とまかり通っている。

国からお金もらって、真実を都合よく加工し、事実を捏造する研究者はまだましだ。

本当に軽蔑すべきは、ろくに考えもせず、己の利害によってのみ、誤った情報を垂れ流し、人々を洗脳するマスメディアだ。

もっとも、これらの情報を真に受ける人々にも問題はあるのだが・・・・

メディアからインプットされる、あらゆる情報に対して、常に疑ってかからなければならない現実も、これはこれで疲れるものだ。

マスメディアには、社会のさまざまな歪みを増長しないよう、思慮分別ある報道を望みたい。
by kinase | 2008-06-09 18:40 | 考える
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