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デフレ下の日本でも、どんどんインフレ化している携帯料金。
前回のエントリーの後、どうにか携帯料金を世界レベルに下げられないか調べてみた。

すると、SIMフリー端末用に国内でもB-Mobileという会社がSIMを提供している
らしいことを突き止めた。
日本での携帯SIMを考えてみた_c0094713_11143823.jpg
http://www.bmobile.ne.jp/

通信網は国内主要3社の全てと提携しており適宜電波を拾えるし、LTEにも対応。
さらにMNPも出来るので番号はそのまま。

国内生活において弱点となるのはMMSができないくらい。

ただし、今時はSMSがあれば十分だし、それ以上の容量のメールはだいたいGmail
を使っているので不自由はしない。



過去1年程度の自分のSoftbankの使用状況から勘案すると、B-Mobileで同程度
のプランに変更すると、確実に¥5,000程安くなることが判った。
(詳しくはB-MobileのHPで色々比較してみてください)

これは即効切り替えでしょ
ってことで申し込みもWebで出来るので、早速申し込もうと手続きを進めていったら、
ここでクリティカルな問題が発覚!

海外ローミングに対応していない!!!!!!

日本から一歩で得ると全く使えず単なるプラ板に。
ということは、B-Mobileでメイン番号を持ってしまうと、海外に出た時には音信不通
になってしまう、、、、

いくら現地でフリーSIMを買ったとしても都度番号は変わるので、転送設定も煩雑。

これは困る、無理だ。
ということで、計画は未遂に終わって引き続き高い料金を払い続けることに。

海外に居るときに電話を受けられなくても良いよ、あるいは海外には行かないよ
って人は是非 検討してみてください!
# by kinase | 2013-03-22 11:17 | 考える
今回、約一ヶ月間に使用したSIMたちです。
ガラパゴスは端末だけか?_c0094713_21532091.jpg
SIMロックされていない携帯端末を持っていれば、各国で簡単にプリペイドのSIMが手に入り、しかも格安で通話もデータ通信も行えるのが世界の常識。

使用目的の中心はデータ通信(現地でGogleMAPを使うとか)となりますが、現地でSIMを買った場合 例えばフィリピンであれば1週間データ通信使い放題で300ペソ(700円くらい)で済みます。

もし、これがキャリアに縛られた日本の携帯を海外に持っていった場合、海外パケットし放題で接続せざるおえないので、何と一日で2980円も請求されます。(段階制で1980というのもあるようですが、実質1日に25M以上は通信すると思うので2980円となります。)
これだけスマホが世間に浸透した今、海外に行ったらwifi以外は全くデータ通信しない という選択肢はほぼ無いんだと思うんです。そうなると、もし日本の携帯を海外で一週間使ったらデータ通信費だけで約2万円、、、、、

普通に国内にいる場合の月額料金で考えてみても、本来割高であるはずのプリペイドの通信費(700円×4週間=2800円)でも、日本の通信費の定額(約6000円)に比べればはるかに安いという現実。

今回、各国の携帯キャリア会社の料金設定も確認したりしましたが、一ヶ月のデータ通信定額だけで6000円も取るようなキャリアは無いよ !

そりゃあ、NTTグループの稼ぎ頭はdocomoだってことになるし、softbankだって借金返済して海外の大きな会社も買えるわ。

つまり、我々は払いすぎているってこと。

世界の常識から見て料金設定がアホみたいに高いのに、それに平気でお金を払って搾取されても平然としている、無知な我々に大いなる責任はありますね。

携帯端末ばかりがガラパゴスと騒がれメディアで叩かれていますが、実は法外な料金設定だったりSIMロックをかけていたりする日本の主要キャリア3社の方がもっとガラパゴスに溺れていて、ウマイ汁を吸っているように当方の目には映ります。

一応フォローとして、実際にデータ通信を使ってみると、カンボジアでは3Gですら十分につながらなかったり、やはり日本の通信インフラ環境は快適ではありますが、それの対価としての料金設定に妥当性はあまり感じませんね。
# by kinase | 2013-03-05 22:29 | 考える
本日、香港に戻ってまいりました。

よく知っている街であるという事がポイントなのだとは思うけれど、
やはりこの街に降りると、たとえ地下鉄の中であっても、少し落ち
着きを覚えます。

長いようであっという間の一ヶ月。

明日、日本に戻ります。


ただし、まだ、この旅は完結していないんだと思うのです。

今のタイミングでASEANすべての国を定点観測する必要性を、
旅に出てより一層感じています。

東南アジア、ASEANと一口に言っても、そこには全く異なった
国家発展、生活レベルの国々がある。
そして、彼らの変化のスピードは日本とは比較にならないほど早く、
数ヶ月単位でどんどん進化していく。
そのダイナミズムの中で日本人としてどう振る舞うべきか、
日本企業はどう対峙してゆくべきなのか。

シークレットバーのオープンテラス貸し切り状態で香港の夜景を眺めつつ、
そんなことを考える、旅の最後の夜です。
最後の夜に香港で考えること_c0094713_21565711.jpg

# by kinase | 2013-02-26 20:40 | 考える
久しぶりの便りです。

途中、フィリピン・シンガポールと滞在していたのですが、
まあ色々と忙しくしておりまして、本日 久々にマレーシア
にて時間が取れた次第です。

昨日までシンガポールに約10年ぶりに訪れていたわけですが、
日本のプレゼンスが相当低下している現状をあらためて認識す
ると共に、日本に暮らしていては認め難いことかもしれませ
んが、一人あたりGDPが下回る日本を、今やシンガポールが
凌駕している面が多々あることに正直ショックを受けました。

つまり、今や日本よりシンガポールの方がある意味では先を
行っている国家であり、国際的な位置づけ、生活レベルに
おいても日本の方が下である、という事実です。

現地の人材派遣会社に話を聞いて来ましたが、優秀な人材を
どんどん受け入れるかの地において、現在、日本人だからと
いうことに一切優位性はなく、個人の能力が優れていない
限り、殆ど必要とされていません。

世界の潮流の中で日本という国が必要とされていない、蚊帳
の外に置かれている実情に、本当に危機感を覚えます。

今日からクアラルンプール。
ここでも何かを感じて、考えたいと思います。
# by kinase | 2013-02-24 16:19 | 考える
本日の夕方、バンコクから空路でプノンペンに入りました。

タイとは隣り合っているにもかかわらず、こちらはまだまだ途上国の様相。

地元の子の案内もあり、夕方から散策と夕食で少し出歩いてきました。
プノンペンだより_c0094713_1123830.jpg


携帯電話やWifiといった近代ツールが昭和初期の街に整備されているような感じで、少し不思議な感じがしますが、滞在にあたり不都合は全く感じません。

丁度、シアヌーク殿下の葬儀の日程と重なっていて、宮殿の周りには田舎からお参りに来た方がたくさんいて、夜まで華やかにライトアップされています。
プノンペンだより_c0094713_1194053.jpg

物価は安く、お洒落でオリエンタルな外国人向けのホテルやレストランが急速に整備されつつあり、一昔前のベトナムのように、アジアの隠れ家リゾートの様相です。
しかも、日本人にはあまりおめにかからない。

観光旅行としては、今とてもおすすめできると思いました。

ただ、あと2,3年もすると今は1本しかない高層ビルも増え、街が様変わりしそうな予感。
それと共に、フォロワーの観光客がどっと押し寄せることになる。

なので、観光で訪れるならイマがチャンスですね。

追記:ややグロ注意
# by kinase | 2013-02-06 23:04 | Life
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